コポリマー

コポリマー

化粧品の中に、何気によく配合されている添加物「コポリマー」。コポリマーは種類も多く、色々な目的で配合されています。こちらでは、そんなコポリマーについて解説します。

化粧品の成分表で、「(○○/△△)コポリマー」という成分を見かけたことありませんか?カタカナの長々しい羅列で何なのかよくわからない方がほとんどかと思われます。簡単に言ってしまえば、これは○○というモノマー(単量体)と△△というモノマーを化学反応によって共重合させてできた高分子化合物(コポリマー)のことです。ものによっては、(○○/△△/□□)と、3つのモノマーからなるものもあります。色々な種類のコポリマーが、様々な目的で利用されています。

コポリマーの危険性と特徴を学ぼう!

コポリマーは、2種類のモノマーからなる重合体を意味し、様々な種類や配列があります。コポリマー単体だけでは何ら安全性や効果について言及することはできません。こと化粧品に配合されるコポリマーに関しては、そのコポリマーを構成している元の成分によって安全性も効果もまちまちです。ちなみに、3種類のモノマーから成る重合体をターポリマーとも呼びますが、化粧品の成分としてはコポリマーと表示されていたりします。こちらでは、そんなコポリマーの特徴や危険性について解説していきます。

コポリマー3大ポイント!
  • 様々な用途で配合される添加剤
  • 中にはシリコーンの一種もある
  • よく配合される「アクリル酸アルキル」

元の原料によって性質も用途も様々、幅広く利用される添加剤

コポリマーは化学合成された成分なので、ノンケミカルや天然成分にこだわった化粧品選びをしている方にはNGかもしれません。でも、コポリマーというだけでは化学成分ということはわかっても、安全性や特徴などはそれぞれのコポリマーを見ていかなければわかりません。界面活性剤や、乳化剤、被膜形成剤、増粘剤、結合剤などさまざまな用途で配合されています。

コポリマー=シリコーンではないけれど、中にはシリコーンの一種もある

よく見かけるのが、コポリマー=シリコーンという誤った認識です。確かに、被膜形成剤として配合されているコポリマーの中には、コポリマーを構成している成分に「ジメチコン」や「ビニルジメチコン」などのシリコーンが入っているものもあり、これらはシリコーンの一種とも言えます。でも、シリコーンと全く関係のないコポリマーも多くあります。

多くのコポリマーの構成成分「アクリル酸アルキル」を要チェック

化粧品の添加剤として使われているコポリマーは様々ありますが、多くのコポリマーで「アクリル酸アルキル」が使われています。樹脂を原料とするアクリル酸アルキルは、他の成分を安定的に分散させたり、表面に被膜を形成したり、粘度調整にも役立ちます。そして、ウォータープルーフ効果も生み出せるというマルチプレイヤー的存在です。コポリマーのもう一つの構成成分によりますが、アクリル酸アルキル自体には肌への毒性は特にありません。

コポリマーの総評

よく目にするコポリマーという成分ですが、コポリマーを構成している成分によって、特徴も効果も、そして安全性も色々です。いずれも化学合成された成分であることは間違いなく、構成成分が石油由来成分であったり、鉱物由来成分であるものも多いため、肌への負担を考えると、できれば避けたい成分の1つです。ただし、ヘアスタイリング剤やクリームなどの化粧品を作るのには必要な成分とも言えるでしょう。

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