水酸化レシチン

水酸化レシチン

親油性と親水性の両方の性質を持つため、化粧品の中では乳化剤として配合されることの多い水酸化レシチン。他にも、皮膚コンディショニング剤や、保湿剤、柔軟剤、界面活性剤としても使われています。毒性や刺激性もほとんどなく、無添加化粧品や自然派化粧品の配合成分としてもよく登場する成分です。化粧水、乳液、クリーム、ファンデーション、シャンプー、コンディショナーなどなど、さまざまな化粧品で利用されています。

水酸化レシチンの危険性と特徴を学ぼう!

天然にある界面活性剤の1つである「レシチン」をご存知でしょうか?卵黄や大豆に存在しているリン脂質の一種で、親水性と親油性の両方の性質を持っている天然の界面活性剤です。レシチン自体も化粧品へ乳化剤として配合されることがありますが、安定性が低いという欠点があります。そこで、水素を添加して安定性を高めた物質が水酸化レシチンです(水添レシチンとも呼ばれています)。こちらでは、そんな水酸化レシチンの特徴を紹介しています。

水酸化レシチン3大ポイント!
  • 優れた天然由来の乳化剤
  • 保湿効果や美肌効果も持っている
  • 合成界面活性剤だけど肌に優しい

動物・植物から取り出されたレシチン由来の乳化剤

レシチンは、動物や植物から取り出され、健康食品としても認可されている成分です。生体の機能を整えるのに重要な成分とされ、さまざまな食品中にも存在します。そこから作り出された水酸化レシチン由来の乳化剤は、食品用途としては利用されませんが、光や熱に対する安定性が向上しています。

添加物としての用途のみならず、美容成分としての効果もある

化粧品に乳化剤として配合されることの多い成分ですが、他にも保湿効果や抗酸化作用などの美容効果があることでも知られています。肌への浸透力も高く、他の美容成分を肌の奥まで届けてくれる役割をもっているのだそう。

合成界面活性剤の1つとされるけど、低刺激で肌に優しい

界面活性剤の中でも、化学合成されていることから「合成界面活性剤」の1つとされますが、特に毒性や肌への悪影響の報告はなく、肌への刺激の低い優しい成分と言えます。界面活性剤や、合成界面活性剤と言う言葉自体、何となく肌に良くないイメージを抱かせますが、個々の成分ごとに特徴は様々、安全性もピンキリです。水酸化レシチンは、敏感肌の方でも、比較的安心して使える成分とされています。

水酸化レシチンの総評

化粧品の添加物の中では、天然ともケミカルとも捉えられる水酸化レシチンという成分。合成界面活性剤の一種で、さまざまな化粧品で利用されていますが、その実は安全性の高い、肌に優しい成分です。化粧品以外にも、工業用品や医薬品などに幅広く利用され、今後も用途の拡充が見込まれる成分です。無添加化粧品や敏感肌用の化粧品で使われる機会も多く、肌に優しい手作りコスメの材料としても人気の成分。取り立てて肌への悪影響や危険性を警戒する必要はなさそうです。

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