オキシベンゾン

オキシベンゾン

日焼け止めやファンデーション、シャンプーなどなど、様々な化粧品に配合されているオキシベンゾン。UV-BからUV-Aまで、幅広い領域の紫外線を吸収してくれる紫外線吸収剤として多くの化粧品で利用されています。でもこの成分、環境ホルモンの疑いがあったり、発がん性が懸念されたり、アレルギーを引き起こす可能性があったりなど、様々な負の側面が指摘されている要注意成分でもあります。103の旧表示指定成分にも含まれています。

オキシベンゾンの危険性と特徴を学ぼう!

様々な化粧品に配合されている成分ですが、多少の違いにより「ジビドロキシベンゾフェノン」、「ヒドロキシメトキシベンゾフェノンスルホン酸」、「ジヒドロキシジメトキシベンゾフェノン」などの別名で表記されている場合もあります。一昔前までは、口から摂取した場合吐き気や痙攣、最悪では死に至るという強い毒性はあるけれど、微量を皮膚から吸収する分にはさしたる問題なし!と考えられていましたが、現在ではその危険性を指摘する声が高まっています。こちらでは、そんなオキシベンゾンについて、ポイントを絞ってご紹介します。

オキシベンゾン3大ポイント!
  • 旧表示指定成分の1つ!
  • アレルギーや肌老化の危険性あり
  • 環境ホルモンや発がん性が懸念される

旧表示指定成分で、危険性は従来から指摘されてきた

紫外線吸収剤としての確かな効果から使用されてきましたが、配合量が多くなると肌や健康への悪影響が危惧されるため、旧表示指定成分の1つに数えられています。一般に配合量の上限を10%とし、シャンプーにおいては0.5%までという制限つきで使用が認められている成分です。他の紫外線吸収剤や紫外線撹乱剤と併用されることが多いようです。

光アレルギーを起こしたり、肌老化の加速させる危険性がある

日焼け止めやファンデーションに配合されたオキシベンゾンは紫外線を吸収しますが、紫外線のエネルギーによって化学変化を起こします。そしてこれが光アレルギーを引き起こす場合があります。また、長期的使用していると、肌の深部まで浸透し他の化学物質の浸透を助長し、肌細胞を傷つけてしまうことも…。紫外線から保護するために配合されているはずなのに、逆効果を引き起こす危険性も孕んでいるのです。

環境ホルモンや発がん性が懸念されている要注意成分

動物実験において、オキシベンゾンを経口摂取した場合のさまざまな健康被害・危険性が示されている通り、少量でも経口摂取してしまうと、最悪死に至る可能性もある危険な成分です。近年では化粧品の成分として皮膚から吸収された場合でも、経皮毒性や発がん性のリスクが叫ばれています。さらに、生殖や行動に関するホルモン異常を引き起こす「環境ホルモン」の可能性も浮上してきています。

オキシベンゾンの総評

肌にとって百害あって一利なしの紫外線に対し、様々な化粧品で紫外線を吸収して肌を保護してくれるオキシベンゾン。でも、最近になって肌や健康への悪影響が明らかとなってきています。オキシベンゾン自体が肌に合わないという方も多いようですが、目に見えない「発がん性」や「環境ホルモン」といったリスクに対しては、実際の被害を見る前の、事前の対策が重要です。まだ「可能性」や「疑い」などといったグレーゾーンであるが故に使われ続けている成分ですが、自分の肌のため、健康のために、今一度よく吟味してみる必要があるでしょう。

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