サリチル酸

サリチル酸

天然の植物にも広く認められている物質で、化粧水、乳液、クリーム、UVケア用品、育毛トニック剤、シャンプー、リンス、石鹸など、幅広い化粧品で使用され、医薬品としてはいぼや魚の目除去剤としても使われています。化粧品では、主に防腐剤や変性剤などとして配合されていますが、配合量によって働きが変わってくるという特徴を持っています。

サリチル酸の危険性と特徴を学ぼう!

旧表示指定成分で、アレルギーを引き起こす可能性や発がん性の報告があります。防腐剤としては、最近では以前ほど利用されなくなってきています。防腐剤としての用途のみでなく、様々な用途で配合される成分で、高い角質溶解・軟化作用からピーリング剤としても使われています。肌への刺激は比較的強く、特に日本人ではサリチル酸で色素沈着などの副作用を引き起こすケースが多いようです。こちらでは、そんなサリチル酸の特徴や危険性をまとめています。

サリチル酸3大ポイント!
  • 防腐作用のみならずマルチな効果を持つ
  • 肌への刺激が強く肌トラブルを起こしやすい
  • 濃度や配合量に注意が必要

化粧品では防腐剤や変性剤、ピーリング剤などマルチに活躍

以前は、高い防腐作用を買われ、防腐剤として広く配合されていましたが、最近ではニキビ予防やフケ予防のクレンジングやシャンプー、育毛剤、ピーリング剤などで配合されるケースが多いようです。殺菌作用や肌の炎症を抑える消炎作用、角質を溶かして柔らかくする作用、肌表面での殺菌の繁殖を抑える抗菌作用など、さまざまな効果を持っています。

殺菌効果やピーリング効果が高いぶん、肌への刺激が強い

さまざまな効果を持っているサリチル酸ですが、その高い効果の反面、肌への刺激も比較的強いため、肌トラブルや副作用には注意が必要です。特にサリチル酸を配合したピーリング剤は日本人の肌に合わないケースが多いため、自身の肌に合うかどうか、肌に異常が見られないか注意を払う必要がありそうです。

成分名だけでなく、濃度や配合量もチェックが必要

特に、敏感肌や乾燥肌の方は、痛みや痒み、炎症、赤みなどの肌トラブルが現れる可能性が高いため、注意しましょう。特に、毎日使う化粧品に配合されている場合、気が付かない間に皮脂を取りすぎていたり、肌表面の環境を破壊している可能性があります。また、海外の化粧品では、高濃度であったり配合量の多いものもあるため、取扱いには注意が必要です。

サリチル酸の総評

防腐剤として配合される場合もありますが、むしろそれ以外の場合に気を付けておきたい成分です。肌に合う合わないがはっきり表れやすい成分なので、肌トラブルや副作用の有無は随時チェックしましょう。また、サリチル酸配合のピーリング剤は高いピーリング効果が期待できると言われていますが、肌への刺激が強すぎる懸念があります。ピーリングを行う間隔を適度にとって、ピーリング後のスキンケアもしっかり行いましょう。目に見える肌トラブルの他に、発がん性の報告があるのも気になるところですね。

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