「シアバター」天然の保湿成分

シアバター

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アフリカのナイジェリア、ガーナ、マリなどに生育しているシアの木(シアバターノキ)の種子から取れる天然のオイルです。日本でもすっかりお馴染みの天然オイルで、化粧品としては石けんやクリーム、シャンプー、ローションなど幅広く利用されています。化粧品の一成分としてだけでなく、「シアバター」単体でもリップケアやボディーケアなどに利用されたり、手作りコスメの材料としても重宝されています。

シアバターの基礎を学ぼう!

天然の保湿成分としてさまざまな化粧品に配合されている「シアバター」。成分を見てみると、オリーブオイルの主成分でもある「オレイン酸」や牛脂やラードに多く含まれる「ステアリン酸」を多く含み、他にも美容に期待できる成分を豊富に含んでいます。未精製のものはバターのようなクリーム色で、製品にもよりますがほんのりと甘い香りをまとっています。常温では固体ですが、融点がひと肌に近いことから肌にのせるとスーッと溶けてさらっと馴染むことから「バター」と呼ばれています。こちらでは、シアバターを3つのポイントにまとめてご紹介していきます。

シアバター3大ポイント!
  • オレイン酸たっぷりでうるおいサポート!
  • 豊富に含まれる天然の美肌成分
  • 精製方法によって肌への働きが変わる

主成分であるオレイン酸は天然の保湿成分

シアバターは、オレイン酸とステアリン酸がそれぞれ全体の約4割を占める植物性の脂肪です。オレイン酸は、人の肌の皮脂の成分でもあり、バリア機能を形成したり潤いを保つ役割を果たしています。化粧品の成分としても、肌に優しいため、多くの方に使われています。また、オレイン酸は、傷んだ髪をケアするのにも効果的な成分です。

微量に含まれる豊富な天然美肌成分が美肌効果を高める

シアバターはオレイン酸とステアリン酸が全体の9割弱を占めますが、残り1割強を占めているのが、天然の美肌成分です。肌を柔らかく保つ「トリテンペンアルコール」は肌のめぐりをサポート、肌のヒリヒリをケアする「アラトイン」、年齢肌からサポートしてくれる「トコフェロール(ビタミンE)」といった天然の美容成分を含んでいます。

輸入100%のシアバターだから、肌への働きはまちまち

シアバターで気をつけたい点は、動物由来や植物由来、動物でも豚や馬、人など由来は様々というところです。魅力的で注目度も高いシアバターは多くの化粧品の成シアバターを配合している化粧品はたくさんあり、天然の潤いや美容効果が大きく謳われたりしていますが、原料から成分として配合されるに至る工程によって品質に差が生じます。酸化されにくいオイルではありますが、やはり温度や保存状態によって劣化してしまいます。化学薬品によって真っ白になるまで精製しているものもあれば、美肌成分を損なわない製法で加工しているものもあり、品質はさまざまです。

シアバターの総評

高いうるおいサポートを中心に、ビタミンDやビタミンEによる肌トラブルを保護するチカラなど、数え上げるときりがないほど豊富な美容効果の期待できる成分です。そして、肌への刺激性も少ないため、化粧品による肌トラブルが気になる方でも使用できます。ただし、ブランドごとに精製の仕方も違えば化学成分の添加の有無などにも差があることは押さえておきましょう。どれほど優れた天然成分でも、その特性を生かし切れていない場合もあり得るということです。

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